為替レートについて

FX

ここでは為替レートとはなにか?または、その仕組みについて解説していきます。

どのようにして変動するのか等、為替レートの基礎的なことに触れていきます。

1.為替レート

FXで利益を出す為には、この為替レートが重要になってきます。

自国の通貨と外国の通貨の交換比率を、いわゆる為替レートと呼びます。

前述の記事でも触れましたが、$1.00 = ¥110であったり¥109であったりと、為替レートは需要と供給のバランス等により、常に変動しています。

2.円高と円安

ニュース等で耳にする機会も多いと思いますが、為替相場で使われる言葉です。

外国の通貨に対して自国通貨である「円」の価値が、高いのか安いのかを表しています。

これらは需要の供給のバランスにより、「円高」「円安」の状態が発生します。

円を対ドルで考えたとすると、「円高・ドル安」「円安・ドル高」などと表現されます。

円の価値が高くなれば、相対する外国通貨の価値は安くなります。

逆に円が安くなれば、対する外国通貨は高くなります。

例を見てみましょう。

現在の為替レートが、$1.00=¥100だったとします。これが突然、翌日に¥90になればどうでしょうか?

海外旅行で買い物することを考えればわかりやすいかと思います。

$1.00の物を購入するとき、今まで¥100だった物が翌日に¥90で購入できました。

これにより、対ドルに関する「円」の価値が高くなったと考えられます。

これが「円高」の状態です。

対して、為替レートが$1.00=¥110になれば、ドルから見れば、「円」の価値が安くなったと考えられるので「円安」の状態になります。

3.為替レートの変動

為替レートが変動する要因は様々です。

中でも最もわかりやすいのが、需要(通貨を買いたい人)と供給(通貨を売りたい人)のバランスによるものです。

為替だけでなく様々な物で考えても、需要(買いたい人)が増えれば価格が上がり、供給(売りたい人)が増えれば、自ずと価格が下がる傾向にあると思います。

そのほかにも、下記のような変動要因があります。

〇貿易収支

例えば、日本からの米国に向け輸出が増えると、その代金はドルで受け取りことになります。

自国では、その受け取ったドルを売って円を買う必要があるため、円の需要が高まり、「円高」になります。貿易黒字の場合は「円高」、赤字の場合は「円安」になります。

〇金利差

金利が高くなった場合は、通貨の価値が上昇し低くなれば下落する傾向があります。

高金利の通貨を買い、低金利の通貨を売る、 需要と供給のバランスにより変動します。

〇政治的要因

各国の政府の幼児の発言等により、為替レートが大きく変動する場合があります。

〇経済指標の発表

経済指標とは、各国の経済動向を表すデータです。
雇用、貿易、物価、生産など、様々な指標があり、それらの発表を受け、経済政策が検討、または実施されるするため為替レートに影響を与えます。

〇紛争や戦争

その国の経済に大きな影響を及ぼす、紛争や戦争が起きた場合、為替相場の変動要因となることがあります。

このように、様々な要因が為替レートに影響を及ぼしていることが分かったと思います。

FX等で利益をあげていくためには、 各要因を総合的に判断し将来的な為替レートを読む力も必要になってきます。

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